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埼玉でFIFA女子ワールドカップ2023を!~招致提案スタジアム・都市をご紹介
2020.06.09

FIFA女子ワールドカップ2023の開催国が、FIFAカウンシルメンバーの投票によって、いよいよ6月25日(木)に決定します。2019年3月から本格的に招致活動がスタートし、日本招致委員会は全国各地の自治体やスポーツ庁をはじめとする各省庁、サッカーファミリーのご協力を得ながら積極的に活動を展開してきました。ここでは、日本がFIFAに提案した8つのスタジアムとホストシティ(開催都市)を順番にご紹介しています。

最終回は、埼玉県さいたま市と埼玉スタジアム2002です。

FIFA女子ワールドカップ2023 ホストシティ(開催都市)紹介

都市:埼玉県さいたま市
提案スタジアム:埼玉スタジアム2002

さいたま市と女子サッカー

「サッカーのまち さいたま」の女子サッカーといえば、プレナスなでしこリーグ1部に所属する浦和レッズレディースの活躍なくして語ることはできません。「サッカーのまちに女子チームを」という思いで1980年に立ち上がったママさんチームが、その後Lリーグ(現なでしこリーグ)で活動するようになり、浦和レイナス、さいたまレイナスという名前を経て、2005年から浦和レッズの下部組織として活動。リーグ制覇3回を誇る浦和レッズレディースはユースチーム、ジュニアユースチームも擁し、いずれも全国大会で優勝経験があり、すべてのカテゴリーの代表チームにも数多くの選手を輩出してきた、まさに名門クラブです。

さいたま市は女子サッカーの普及・拡大にも積極的に取り組み、2013年からは中学生年代の女子サッカーを盛り上げるために「SAITAMA GIRLS MATCH」と銘打って女子中学生の交流大会を開催しています。2019年には合同練習会「スマイルプロジェクト」をスタートさせ、浦和レッズ、大宮アルディージャのスタッフが指導にあたるなど、本格的な環境が整備されています。県下にはいずれもなでしこリーグ2部のちふれASエルフェン埼玉(狭山市)とFC十文字VENTUS(新座市)があり、浦和レッズレディースと共に普及活動に力を入れています。

埼玉スタジアム2002

FIFA女子ワールドカップ2023の決勝会場に提案されているのが埼玉スタジアム2002です。このスタジアムは2002 FIFAワールドカップ日本/韓国のために建設されたサッカー専用スタジアムで、収容人数63,700人は国内のサッカー専用スタジアムでは最大規模を誇ります。Jリーグで日本一の集客数を誇る人気クラブ・浦和レッズのホームスタジアムで、2001年から2016年まで制定されていたJリーグベストピッチ賞を4回(2005年、2009年、2013年、2016年)受賞しています。

2002年のワールドカップでは、埼玉スタジアム2002で準決勝を含む4試合が行われ、日本や世界のファン・サポーターに多くの感動を届けました。そのうちの1試合、日本対ベルギー戦は逆転の後に追いつかれて惜しくも2-2と引き分けましたが、日本代表がワールドカップで初めて勝点を獲得した歴史的な試合として人々の記憶に刻まれる場所となりました。その後も日本代表は多くの試合を埼玉スタジアム2002で戦い、特にワールドカップのアジア予選においてはそのほとんどで試合会場に選ばれてきた実績を持ちます。2014年ブラジル大会の最終予選で史上初めてホームで出場を決めると、続く2018年ロシア大会の出場も埼玉スタジアムで決め、応援に駆けつけた多くのファン・サポーターと共に喜びを分かち合いました。日本代表のみならず、浦和レッズもAFCチャンピオンズリーグの常連としてアジアの並み居る強豪を相手に戦うなど、国際試合の運営においては他にない高い経験値と抜群の実績を誇ります。来る東京オリンピックの会場にももちろん選ばれており、サッカーの国際舞台には欠かせない場所です。

また、国内に目を向けても高円宮杯U-18にとどまらず、多くのドラマを生んできた国立競技場の改修期間中に埼玉スタジアム2002が担ってきた役割は大きく、天皇杯や高校選手権といった注目度の高い全国大会の決勝戦の会場になるなど、多くのサッカー選手が憧れと目標を持って目指す場所となりました。

これまで埼玉スタジアム2002で女子の代表戦が行われた実績はなく、日本開催が決まれば初の女子代表戦が実現します。