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大阪/吹田でFIFA女子ワールドカップ2023を!~招致提案スタジアム・都市をご紹介
2020.06.02

FIFA女子ワールドカップ2023の開催国が、いよいよ6月25日(木)にFIFAカウンシルの投票によって決定します。2019年3月から本格的に招致活動がスタートし、日本招致委員会は全国各地の自治体やスポーツ庁をはじめとする各省庁、サッカーファミリーのご協力を得ながら積極的に活動を展開してきました。ここでは、日本がFIFAに提案した8つのスタジアムとホストシティ(開催都市)を順番にご紹介していきます。

6回目となる今回は大阪府吹田市とFIFA女子ワールドカップ2023で使用を提案している市立吹田サッカースタジアム(パナソニック スタジアム 吹田)です。

FIFA女子ワールドカップ2023 ホストシティ(開催都市)紹介

都市:大阪府吹田市
提案スタジアム:市立吹田サッカースタジアム(パナソニック スタジアム 吹田)

大阪府/吹田市と女子サッカー

FIFA女子ワールドカップ2023のホストシティとして提案している吹田市は2019年元日に市立吹田サッカースタジアムで皇后杯 JFA 第40回全日本女子サッカー選手権大会の決勝を開催し、日本女子サッカー界の頂点を決める大舞台を見事に演出しました。こういったトップレベルの女子サッカーに対してだけでなく、吹田市では小学校でサッカーをしていた女子選手が中学校に進学するとサッカー部が無いなどの理由でサッカーを続けられなくなる課題に目を向け、指定校制度を活用して、中学年代の女子サッカー選手の普及育成などにも力を入れており、2020年からは、ガンバ大阪も「小学生女子サッカー部」を立ち上げるなど、女子サッカーの活性化に取り組んでいます。
大阪府全体に目を向けると、男女ともにトップレベルのフットボールクラブが存在し、女子チームだと1990年に創設された大阪高槻レディースサッカークラブ(現スペランツァ大阪高槻)や、創設8年でなでしこリーグ1部に昇格したセレッソ大阪堺レディースが大阪の女子サッカー界を牽引しています。また、2012年には大阪府サッカー協会、日本サッカー協会、堺市が連携し、日本を代表する女子選手の育成を担う機関としてJFAアカデミー堺が開校し、今年で設立9年目を迎えました。他にも全日本女子U-15/U-18選手権大会などの育成年代女子サッカーの全国大会を日本でも最高峰のサッカー専用施設「J-GREEN堺」で積極的に開催しており、大阪全体での女子サッカーへの取り組みが垣間見えます。

市立吹田サッカースタジアム(パナソニック スタジアム 吹田)

2015年9月末に完成した市立吹田サッカースタジアムは、募金団体が企業や一般の方からの寄付(約100億円)や助成金などで資金を集めて建設し、完成後に吹田市へ寄贈されるという大変珍しい形で建てられたスタジアムです。J1リーグで活躍する名門ガンバ大阪を経営する株式会社ガンバ大阪が指定管理者として運営する「公民連携の新しいモデル」のサッカー専用スタジアムとして、世界からも多くの注目を集めました。
設備面でも、約40,000人を収容するスタジアムは観客席とピッチの近さで訪れた人に圧巻の観戦体験をもたらし、最先端のLED照明、太陽光発電、雨水利用など環境配慮に多くの工夫がなされています。また、災害時には避難所ともなりうる設計となっており、サッカーだけではなく、サステイナブルな市の財産でもあります。

2015年の完成後、まだ日は浅いものの、すでにFIFAクラブワールドカップジャパン2016の舞台となり、2017年元日に第96回天皇杯 全日本サッカー選手権大会決勝、2019年には女子サッカーの日本一を決める皇后杯 JFA 第40回全日本女子サッカー選手権大会の決勝を開催し、年間を通してホームスタジアムとして利用するJ1ガンバ大阪のみならず、SAMURAI BLUE(サッカー日本代表)もここ市立吹田サッカースタジアムで数々の国際試合を戦ってきました。スタジアムのオープンからわずか4年ですでに記憶に残る素晴らしい試合を幾多と開催してきました。

FIFA女子ワールドカップ2023の日本開催が決まれば、このスタジアムにとっても、日本女子サッカー界にとっても新たな歴史を刻むことになるでしょう。