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京都でFIFA女子ワールドカップ2023を!~招致提案スタジアム・都市をご紹介
2020.05.26

FIFA女子ワールドカップ2023の開催国が、FIFAカウンシルメンバーの投票によって、いよいよ6月25日(木)に決定します。2019年3月から本格的に招致活動がスタートし、日本招致委員会は全国各地の自治体やスポーツ庁をはじめとする各省庁、サッカーファミリーのご協力を得ながら積極的に活動を展開してきました。ここでは、日本がFIFAに提案した8つのスタジアムとホストシティ(開催都市)を順番にご紹介していきます。

第4回は、京都府と京都府立京都スタジアム(サンガスタジアム by KYOCERA)です。

FIFA女子ワールドカップ2023 ホストシティ(開催都市)紹介

都市:京都府
提案スタジアム:京都府立京都スタジアム(サンガスタジアム by KYOCERA)

京都府と女子サッカー

「旭国際バニーズ」「宝塚バニーズ」として大阪、兵庫で活動してきたチームが、2006年に活動拠点を京都に移した際に名称を「バニーズ京都SC」に改めて再始動、京都の女子サッカーを牽引してきました。現在はなでしこリーグ2部に所属しています。近年では、全国大会に連続出場している京都精華学園の活躍が目覚ましいですが、女子サッカーが注目を集める以前の1989年に全国に先駆けて女子サッカー部を創部した京都聖母学院の存在は日本の女子サッカーを語る上では非常に重要です。
日本女子代表の愛称にもなっているなでしこの花は、古典によく詠まれ、また鴨川の河原に「かわらなでしこ」が自生し、古来より府民に愛されてきたとして、嵯峨ぎくと共に京都府の草花に制定されています。また、京都市の白峯神宮は蹴鞠の宗家の邸宅跡に建立された縁から、球技の守り神としても崇敬されてきた歴史があり、境内にある蹴鞠の碑には、撫でると球技上達の御利益が得られる「撫で毬」も設置されています。本殿前に植栽されている桜の品種は、花びらの先端が細裂していて、なでしこ(撫子)の花を思わせることから「撫子桜(なでしこざくら)」という名前が付けられています。こうした点からも、京都とサッカー、そしてなでしこジャパンとの深い縁を感じさせてくれます。

京都府立京都スタジアム(サンガスタジアム by KYOCERA)

京都府立京都スタジアムは、京都府におけるスポーツ及び文化の振興を図るとともに、地域のにぎわい創出に資するため設置された府内唯一の専用球技場で、今年1月に開場しました。サッカーJリーグの京都サンガのホームスタジアムとなるこのスタジアムのこけら落としイベントとして、2月にセレッソ大阪とのプレシーズンマッチが行われました。今年3月にはU-23日本代表、そして7月にはなでしこジャパン(日本女子代表)の国際親善試合が、そして9月には「JFA U-18女子サッカーファイナルズ2020」が開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの影響でいずれも中止となりました。
角を落とした八角形の外観は、古都・京都らしく周辺環境や景観に配慮されていて、観客席最前列から2m張り出した特徴的な大屋根が観客を雨から守ります。大屋根の南側には芝生の養生のために太陽光を取り込めるよう透過性の屋根素材が使用されており、他の三方には太陽光パネルが設置されるなど、環境に配慮した構造となっています。約21,600の座席の多くは京都の伝統的な色であり、京都サンガのチームカラーでもある紫で統一されています。そしてなにより、ピッチとスタンドの高低差が1.2m、最も近いタッチラインまで7.5mと、サッカーの迫力や臨場感を存分に味わうことができます。
最寄り駅の亀岡駅から徒歩3分という立地の良さで、降り立った瞬間から興奮と感動のスタジアム体験が始まります。