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神戸にFIFA女子ワールドカップ2023を!~招致提案スタジアム・都市をご紹介
2020.05.13

FIFA女子ワールドカップ2023の開催国が、いよいよ今年6月にFIFAカウンシルの投票によって決定する予定です。2019年3月から本格的に招致活動がスタートし、日本招致委員会は全国各地の自治体やスポーツ庁をはじめとする各省庁、サッカーファミリーの協力を得ながら積極的に活動を展開してきました。ここでは、日本がFIFAに提案した8つのスタジアムとホストシティ(開催都市)を順番にご紹介していきます。

初回は日本でも屈指の女子サッカー人気を誇り、女子サッカー文化が根付く兵庫県神戸市とFIFA女子ワールドカップ2023で使用を提案している御崎公園球技場(ノエビアスタジアム神戸)です。

FIFA女子ワールドカップ2023 ホストシティ(開催都市)紹介

都市:兵庫県神戸市
提案スタジアム:御崎公園球技場

神戸市と女子サッカー

日本で初めての記録に残る女子チームが創設された場所は神戸でした。1966年に神戸市立福住小学校で当時の女子小学生たちが学校側と掛け合い誕生して以来、神戸は日本の女子サッカーを牽引してきた地とも呼ばれています。1992年から始まった全日本高校女子サッカー選手権を2001年まで開催し、1992年から2007年の間は神戸で全日本大学女子サッカー選手権も開催していました。高校選手権は2014年から今年1月まで準決勝、決勝の会場を御崎公園球技場で行っています。国際大会においては2012年にFIFA U-20女子ワールドカップのホストシティとして神戸市が舞台となり、神戸ユニバー記念競技場が6試合で使用されました。
また、神戸は「なでしこリーグ」のトップチームである「INAC神戸レオネッサ」の本拠地であり、INAC神戸レオネッサの活躍は、女子サッカーを通じて神戸の名を広く全国に轟かせています。2012年には、INAC神戸レオネッサの練習拠点、女子サッカーの拠点として、日本初となる女子優先利用施設「神戸レディースフットボールセンター」を整備し、現在、年間5万人以上が利用しています。
自治体のサポートも充実しており、神戸市は「神戸が女子サッカーの聖地と言われるよう、今後も女子サッカーの魅力を発信する」という事業を展開するため、ふるさと納税制度を活用し寄附金を募る等の施策も積極的に行っています。

御崎公園球技場(ノエビアスタジアム神戸)

今から半世紀前の1970年、旧神戸競輪場跡地に神戸市立中央球技場として国内で初めてナイター照明付きの球技専用の競技場として誕生しました。その11年後の1981年には国内初の女子サッカー国際試合(日本女子代表対イングランド女子代表)が開催されました。以後も多くのスポーツ・サッカーファンに親しまれながら時を経て、2002年にはFIFAワールドカップ日韓大会の試合会場として使用されました。さらに2002年のワールドカップ後は可動式屋根も完備され、より充実した設備を備えたスタジアムになりました。
現在ではINAC神戸レオネッサとヴィッセル神戸が御崎公園球技場をホームスタジアムとしてそれぞれのリーグ戦で使用したり、過去には数度、SAMURAI BLUE(サッカー日本代表)も国際試合を戦っています。また、競技は違いますが最も記憶に新しい国際イベントではラグビーワールドカップ2019日本大会の会場として4試合開催され、多くのスポーツファンを魅了しました。
スタジアムの中に足を運び入れるとまず球技専用のスタジアム特有の「ピッチと観客席の距離の近さ」を感じることができます。一部の最前列席からピッチまで6メートルというなかなか味わえない臨場感は非日常体験をするには最適のスタジアムではないでしょうか。他方、御崎公園球技場内には一般市民が汗を流すスポーツジムや、ホームスタジアムとして使用するJリーグ・ヴィッセル神戸のクラブショップなどが併設され、市民の生活の一部を支えています。